Acero Concert ~Michael Headの歌曲~

2023年10月05日

すっかりこちらの更新を怠っておりましたが、(Instagram、Facebook掲載ばかりしてました💦)
10月から心機一転!気合を新たに!!再開したいと思います!!!

※以前に投稿していた「夜更かしソプラノしほれっとのナイティンゲールトーク」のブログサービスが昨年の夏に終了したのですが、うっかりしているうちにほとんどのブログが消えてしまってトホホ・・・十数年前のイギリス留学記だけはこちらに移行しておきましたので、それだけがせめてもの救い・・(カテゴリーLONDONにあるヨ)
また楽しい文章を書けるように、リハビリ?をしながらと思います。

さて。しほれっとは現在ガラにもなく渋谷区住まいですが、地元は千葉県流山市。
週一で仕事や音楽活動の関係で実家に帰っていますので、まあ流山にも住んでいますと言ってもいいのかな。

この度流山でいつもお世話になっておりますピアニストさんのスタジオ、音楽室アチェロでのコンサートに出演させていただきました。
流山の歌の先輩方と一緒のステージだったのですが、歌祭りのように各自好きな曲を演奏していいとのこと!やったー!!!

しほれっとはご存じ、大のえげれすびいきなので、音楽も食べ物もなんでもえげれすでいきたいのですが、なかなかコンサートでイギリスの曲ばかりやれる、というのがないんですよね~(;・∀・)
大体は皆さまになじみのある曲を・・とか、テーマが決まってたりとか。イギリス音楽の出番ゼロというコンサートもしばしば(´;ω;`)
わしの大好きな曲ばかりやっていいなんて!ほんと夢のようです~ありがとう由佳さま♡

ということで、選んだのはイギリス留学時代に勉強したことがあるマイケル・ヘッドの曲より、まだ勉強したことのなかった2曲を。

歌曲集「Over the rim of the moon」 より “Nocturne”
“A Green Cornfield”

どちらも音源を聴いて、これいいな~と思ったのですが、Nocturneはカッコいい感じ。
Cornfieldの方はとてもかわいらしいピアノの前奏が、ピアニストふきぴあんにぴったりだと思ったのでした。
ちなみに今回一緒に出てもらったピアニストふきぴあんは、中学時代の同級生で、13歳からのしほれっとの大親友です。
お家もアチェロのすんごい近く!ということでこれは一緒に出演しなくてはね!
グズたらしほれっとがなかなか楽譜を渡せなかったので、お忙しいところアタフタさせてしまって申し訳なかったですが。。。←これいつもの事かも。。

解説も自分でMCしていいよということでしたが、わしのは日本語での資料がほとんどない曲だったので、解釈が大変でした。なんとなくはわかるんだけど、人に説明するにはもう少し本人が確信をもって理解してないとですね。。。ということで今回自分なりに頑張って調べた解釈をここに載せておきます。

Michael Headは1900年生まれの作曲家。王立音楽院で勉強をして、2度の世界大戦の中も生き延びながら、ピアノの教授としても活躍しました。歌曲の作曲が多いですが、ピアノパートが非常に歌に沿って美しいということでも知られているようです。

Nocturneの作詞者Ledwidgeはアイルランドの詩人で、29歳の時に第一次大戦の中で命を落としましたが、その若い短い生涯で戦争詩人として活躍されたそうです。
Michael HeadのOver the rim of the moonという歌曲集は4つの曲からなるのですが、すべてLedwidgeの詩によるもので、イギリスで勉強した時も、死者の事を歌ったものがあるんだよと習った記憶があります。この曲も「あなたは暁の中で私の嘆きが聞こえるか」という歌詞があるのですが、要するにあなたはあちらの世で、ということなんだろうな?と。
ミステリアスな感じの和音と、歌はfが多いけど、最後はppでという非常にドラマチックな歌曲でした。

そしてA Green Confieldは対照的に非常に明るく爽やかな曲。作詞者はクリスティーナ・ロセッティという女性詩人です。この方は日本でも知られているようで、合唱曲などにも訳詞が使われています。お兄さんは画家であり詩人のダンテ・ガブリエル・ロセッティ。様々な女性を描いた絵が残っています。
小麦畑(イギリスではCornfieldは小麦畑のことだそうです)の上をヒバリが飛んでいて、その声を聞いているというような歌詞です。
ピアノが始終ヒバリの飛ぶさまを表すような軽やかな動きを見せるので、本当にその風景が目に浮かぶよう・・とふきぴあんに言ったら、それプレッシャーだなあ!と苦笑いされました(^-^;
でも本番もヒバリが見えるようだったよ!
いつかえげれすの小麦畑でこの歌のような体験をしてみたいものです。

ということでしほれっとの独断と偏見で選んだ2曲、お客さまにはどこまで馴染んでいただけたかわからないのですが、このような「じみーな地道な努力」を続けて、まだまだ皆さまに知られていない美しいイギリス歌曲を少しでも演奏していけたらと思った次第であります。
本当にやりたい曲を演奏出来たコンサートって、もちろん自分の出来はどうのこうのありますが、充実感がすごいかも!

他にもソプラノの先輩や美声のテノールさんとデュエットなどさせていただいたのですが、長いのでひとまずこれで。
付き合ってくれたふきぴあん、本当にありがとう♡